「2016年度SNS利用動向調査(ICT総研)」によると、国内のSNS利用者はなんと6,800万人を超えているとのこと。
これは、総人口の5割以上の人が、既存のSNSサービスを利用していることになります。
これだけSNSの利用が進んでいるなか、「Facebook」や「Twitter」など既存のSNSサービスを利用するだけでなく独自のSNSサイト(コミュニティサイト)を構築し、ユーザーの取り込みに成功している企業があります。
また、別のケースとしては、社内SNSで社員同士の情報交換や交流を図るなど、コミュニケーションを活性化させるツールとして導入している企業もあります。
会社ですでにWordPressを使っているのなら、プラグインを追加して自社のSNSサイトを簡単に構築することができます。
既存のSNSとは違う自社ならではのSNSは、ユーザーに対して特別感を、社員に対しては一体感を持ってもらえるはずです。
「WordPressで自社のSNSサイトが作れるならやってみようかな」という事業主の方を対象に、WordPressで簡単にSNSサイトが作れるおすすめのプラグインと、SNSサイトの制作手順について取り上げます。
SNS型ホームページのメリット
通常のユーザーはもちろん、口コミや紹介によりかなりの新規訪問数が来る可能性がありますので、サイト誘導がきちんとできれば新規開拓効果も上がるでしょう。
その訪問者にどうやってPRを掛けるかがポイントになります。
企業内・各種コミュニティ等の小規模SNSを運営してみたい方は、IMSソフトウェアにお問合せください。
SNSとは?
SNSとはサービスの総称
今やSNSという言葉は一般的に広まっていますが、どういうものであるかは知っていますか?
SNSとは「Social Network Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略で、友人や知人、同じ趣味を持つ人たちとのコミュニケーションを目的としたネットサービスの総称です。
SNSサービスの会員登録の方法には「招待制」と「登録制」の2つがあり、「招待制」の場合は、すでにそのSNSサービスの会員になっている人からの招待状が必要です。
それに対して「登録制」は個人のメールアドレスだけでSNSサービスの会員になることができます。
多くのユーザーに利用されているSNSサービスとしては、「Facebook」「Twitter」「Instagram」などが挙げられます。
SNSサービスには世界中の人とつながれるものもあれば、仲のいい友達だけで楽しめるものもあり、自分の目的に合わせていろいろと選べるのがSNSサービスの魅力です。
こんなにある独自のSNS
上記で取り上げた有名かつ多くのユーザーが利用しているSNSサービス以外にも、企業や大学などがコミュニケーションツールとして運用している独自のSNSサイトがあります。
企業では2011年頃から急速に社内SNSの導入が広まり、情報交換だけでなく、技術情報の共有や経験およびノウハウの継承、悩み相談など、さまざまな用途で使用されています。
また、大学では学内SNSを導入し、教員が予習や復習用のコンテンツを学生向けに発信したり、就職活動に役立つ情報を提供したりするケースがみられます。
こうした内部向けのもの以外に、企業によっては自社の情報提供やユーザー同士の交流を図る、外部向けのSNSサイトを開設しているところもあります。
独自のSNSサイトは既存のSNSサービスを利用するのとは異なり、対象ユーザーを絞って必要な情報を発信・提供できるのがメリットだと言えるでしょう。
SNSを構築するならBuddyPress
WordPressでSNSサイトを作る方法として、SNSに必要な機能を追加することができる「プラグイン」というものがあります。
SNSに適したプラグインには「WP-Members」「Members Only」「Simple Membership」などいくつかありますが、今回は利用率が高く情報も多い「BuddyPress」について紹介します。
WordPressでサイトやブログを制作したことがある人も、WordPressの扱いに慣れていない人も、「BuddyPress」というプラグインを追加することでSNSサイト(コミュニティサイト)を簡単に作ることができます。
SNSに必要な機能をそれぞれイチからWordPressに追加しようとなると、いくら扱いに慣れていても時間や手間がかかります。
ですが、BuddyPressは追加するだけでSNSに必要な機能が使えるようになります。
以前は英語表示のため日本語化が必要でしたが、2017年3月時点の最新版「BuddyPress 2.8.2」は日本語表示に対応しているので、追加後すぐに使えます。
BuddyPressでできること
BuddyPressをWordPressに追加することで利用できる、SNSに便利な機能には下記の5つがあります。
・マイページ作成
・ユーザー同士のフォロー
・プライベートメッセージの設置
・アクティビティストリーム
・ユーザーグループの設定
なお「アクティビティストリーム」とは、SNSなどでユーザーの活動を時系列で表示する技術のことで、分かりやすく言うとTwitterのタイムラインのようなものです。
このように、WordPressでもBuddyPressを追加することで、既存のSNSサービスと内容的には劣らないSNSサイトが作れます。
またBuddyPressははじめから、マイページの基本機能(新規登録やアイコン画像の登録など)が揃っています。
そのため、料理のレシピが投稿・レビューできるサイトや、同じ商品・サービスを使っている人たちが意見交換をしたり情報共有をしたりする、コミュニティサイトとしても利用できます。
BuddyPressでSNSを構築する6つの手順
・インストール
・初期設定
・テーマ
BuddyPressにはあらかじめ、専用のテーマ(テンプレート)がセットされています。
デフォルトテーマのデザインが気に入らない場合には、公式のテーマディレクトリでBuddyPressに対応しているテーマを探すことをおすすめします。
なお、BuddyPressには独自機能がたくさんあるため、対応していないテーマではページのスタイルを決めるCSSの編集が必要になるので要注意です。
・掲示板の設置
・ウィジェット設定(サイドバーの設定)
・SNSの機能を高めるプラグインの追加
BuddyPressに追加できる便利なプラグインとして、写真や動画がアップロードできたり、さまざまなSNSと連携してアカウント登録ができたりする専用のものがあります。
実際にSNSサイトを運営してから、「こういう機能があった方がいいなー」と思った際に追加してみるといいでしょう。
完成したSNSサイトのユーザー登録や友達申請などの活動状況は、管理画面にある「活動」メニューから確認することができます。
BuddyPressはWordPressに追加するだけで簡単にSNSサイトが作れるプラグインですが、機能が充実している分、設定は複雑だと言えるかもしれません。
まとめ
BuddyPressを使う場合には専用テーマか、対応しているテーマのなかからしかサイトのデザインを選ぶことができません。
また、独自にデザインをカスタマイズするとなると、専門知識が必要になります。
そして、自作の場合に気になるのがセキュリティ対策です。
会社のSNSとして運用する以上、個人情報の流出は万が一にもあってはなりません。
このような問題を解消し、オシャレかつ安全な自社のSNSサイトを構築したいと考えるならば、業者に依頼して本格的なSNSサイトを構築することをおすすめします。
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